受け取る手間を解消!
注目の“宅配ボックス”

あると便利な宅配ボックス。設置する戸建て住宅が増加中!

あると便利な宅配ボックス。設置する戸建て住宅が増加中!

髪型が顔の印象を左右するように、家の周りにある塀や庭といった外構・エクステリアによって、家全体のイメージは大きく変わります。家の正面=ファサードをどのように構えるかはとても大切。特に家の顔ともいえる玄関周りは目に留まる部分であるため、リフォームする際は力を入れたいポイント。傷んだ部分をきれいに修繕するのはもちろんですが、より使い勝手がよく、快適に暮らせるよう工夫したいですね。

そこでおすすめしたいのが、最近注目を集めている宅配ボックスです。配達員と対面しなくても荷物や書留郵便を受け取ることができ、さらに荷物の発送にも対応したとても便利な設備です。マンションなど、建物の入口と住戸が離れている集合住宅ではよく設けられていますが、ライフスタイルの多様化から、近年は戸建住宅でも設置されるようになってきました。

今回は、玄関周りをリフォームする際はぜひ取り入れたい、宅配ボックスについて紹介します。
(上の写真の製品:三協アルミ)
宅配ボックスってどんなもの? 基本的な使い方と、そのメリット

宅配ボックスってどんなもの? 基本的な使い方と、そのメリット

■使い方

宅配ボックスの用途は、荷物や書留郵便の受け取り、荷物の発送です。荷物を受け取る際は、配達員が投函口蓋から中に荷物を入れ、備え付けの専用受領印で捺印します。専用受領印にはシリアルナンバーが記載されているので、荷物を手渡しした場合と見分けがつきます。荷物を取り出さないと次の宅配物は受け取ることはできません。また、冷蔵機能はないので、生ものや冷凍品など、温度管理が必要な荷物の受け取りも不可。現金や貴重品、生花、生き物なども受け取りできません。発送する際は流通会社に依頼の電話をし、宅配ボックスの中に入れた荷物の引き取りに来てもらうことができます。受け取りの際と同様に、温度管理の必要な食品、生花、生き物などの発送はできません。

■メリット

日中留守にしていても荷物を受け取れるため、再配達の手間が省けます。一般的に再配達までの預かり期間は、初回配達日から起算して7日間しかないため、海外旅行などで長期不在の際も、宅配ボックスがあれば安心です。また、休日の午前中などゆっくり休みたい場合や、子どもや年配者しかいない場合も対面せずに受け取れるので、プライバシーを守れますし、防犯面でも安心です。

(上の写真の製品:三協アルミ)
選択肢が豊富! 宅配ボックスの主流4タイプ

選択肢が豊富! 宅配ボックスの主流4タイプ

ひとくくりに宅配ボックスといっても、様々なバリエーションが用意されています。容量はスマート(350ml缶24本入りケース程度)、標準(みかん箱5㎏程度)、ビッグ(ペットボトル2L×6本×2箱程度)の3タイプが一般的。さらに、見た目や機能によって、4つのタイプに分けられます。

■埋め込みタイプ
荷物を前から入れて、後ろから取り出す仕様の宅配ボックスを、塀や面積の広い門柱などに埋め込んで使います。塀などが目隠しになり、人目を気にせず荷物が取り出せます。

■門柱タイプ
表札やインターフォン、ライトなどの必要な機能を選んで備え、門柱としての役割も兼ね備えた多機能タイプです。玄関から離して設置することもでき、不特定多数の来訪者を敷地の奥まで入れずに済みます。

■スタンドタイプ
宅配ボックスを柱一本で独立させたもので、狭いスペースにも設置できます。荷重のかさむ容量の大きいボックスは設置できません。

■据え置きタイプ
米や水など、重い荷物の受け取りが多い家庭におすすめのタイプ。玄関横に据え置くことで、荷物を運びこむ負担を減らせます。

(上の写真の製品:株式会社ナスタ)
生活に合わせて賢くセレクト! 宅配ボックスの選び方

生活に合わせて賢くセレクト! 宅配ボックスの選び方

選択肢が多く、機能も様々な宅配ボックス。実際に選ぶ際は、どんなことに気をつけたらよいのでしょう? デザインや機能もこだわりたいところですが、「結局、あまり使ってない!」なんて事態にならないためにも、使い勝手のよさはとても大切です。まずは普段、どんな荷物がよく届いているのかを振り返り、「冠婚葬祭の返礼品が多く、大きな荷物はあまり届かない」「気に入った野菜や米を定期的に注文する」「買い物はほとんど通販で、コートや毛布などかさ張るものもよく購入する」など、我が家の宅配物の傾向をつかみましょう。そのうえで玄関周りの造りに合わせて、設置場所やタイプを絞り込んでいくとよいでしょう。

一度取り扱い店などに相談をし、カタログや施工例を見せてもらったり、できれば宅配ボックスの現物を見て、実際の大きさや使い勝手なども確認できると、より失敗がありません。玄関や門周りへの設置はもちろん、リフォームや新築の際には外構と合わせたプランニングを取り扱い専門会社に相談してみましょう。

(上の写真の製品:株式会社ナスタ)

【写真・資料提供、監修】 住協ウインテック株式会社 http://www.sk-wintec.co.jp/